日本の滝百選

茶釜の滝 落差101m


  • 茶釜の滝周辺地図      国土地理院



  • 登山日    2023年10月15日

  • 移動行程   全走行距離 2105Km

    2023-10-10  出発・移動

    自宅→浜松西IC→海老名JCT→久喜白岡JCT→[前沢SA]泊

    2023-10-11  牛形山

    前沢SA→北上西IC→夏油温泉[牛形山]→北上西IC→西根IC→[道の駅にしね]泊

    2023-10-12  三ッ石山

    道の駅にしね→松川温泉[三ッ石山]→松尾八幡平IC→[津軽SA]泊

    2023-10-13  八甲田山

    津軽SA→酸ヶ湯温泉[八甲田山]→奥入瀬渓流石ヶ戸散策→[黄瀬林道入口]泊

    2023-10-14  松見の滝

    黄瀬林道入口[松見の滝]→十和田湖→大湯温泉→[八幡平アスピーテ西入口P]泊

    20213-10-15〜16  茶釜の滝、移動・帰宅

    アスピーテ西入口→大場谷地[茶釜の滝]→雫石あねっこ温泉→盛岡IC→浜松西IC→自宅

  • 登山行程  全行程=7:10

    3:10 大場谷地P(7:00)→尾根乗越→(9:20)入渓点(9:30)→(10:10)茶釜の滝

    3:50 茶釜の滝(10:20)→(10:50)入渓点(11:10)→[Rミス]→尾根乗越→(14:10)P

  • 詳細

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    大場谷地の駐車場を出発。
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    大場谷地に入る。
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    大場谷地、観谷地台:南方向
    左は焼山、その向こうが玉川温泉。
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    観谷地台から、北に向かう木道を行く。
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    水が豊富、木道を越えて流れている。
    まだ濡れたくない、迂回路?を利用する。
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    大場谷地の北限マデ来る。
    谷地見学の一般者は、これより先、進入禁止となっている。
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    沢を奥に入って行く。
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    間もなく沢を離れ、尾根斜面道になる。
    ブナの紅葉が進んでいる。
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    尾根乗越を目指しての急登。
    滑りやすいので、帰りは注意。
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    尾根乗越付近を行く。
    浅い笹薮、朝露がついて冷たい。
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    抜けると、多少アップダウンしながら、道なりに下って行く。 
    不明瞭な所は無い。
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    ガサゴソ、トンネルを抜ける。
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    急降下手前の尾根道を下る。
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    入渓地点を目指してガレ小沢へ。
    此処にはロープが設置されている。
    ここを覚えていること。(我々は、帰り通過してしまい、大変なことに。)
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    ガレ小沢を下る。
    そんなに難しくはないが、浮石、スリップに注意。
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    ガレ小沢の下りは、結構長く感じる。
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    あっちかな?、こっちかな?
    ザザザーとならないようにルートファインティング。
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    アリャリャ、倒木だ。
    どう行こうか?
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    そうこうして下ると、入渓地点に着く。
    晴れが続き水量は少ない、楽勝?
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    入渓地点から、雲上の滝が見える。
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    靴を渓流靴に履き替え、登山靴はデポする。
    さあ本番、行こう!
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    夜明島川の左俣を下って行く。
    ここは、銀線滝。
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    適当に渡渉しながら下って行く。
    苔岩は少ないがスリップに注意。
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    夜明島川の右俣、左俣の合流地点。
    左俣(上)から来て、右俣(私のいる方)に入る。
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    ここの壁に道標が取り付けられている。
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    右俣を少し入ると、小滝と、1つ目の長いハシゴが現れる。
    滝の名は"きゅうすの滝"とのこと。
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    1つ目のハシゴの上部を登る。
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    二つ目を登る。
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    そして、三つ目を登る。
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    茶釜の滝
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    茶釜の滝のしっぽ。
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    さあ、下山?、下滝?
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    慎重に下って行く。
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    左俣、右俣分岐へ向かう。
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    右俣から左俣へ。
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    万丈幕の壁を行く。
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    銀線滝の際を登る。
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    鉈の鞘が落ちている。
    誰かが熊と遭遇、格闘したのかな?
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    入渓地点に帰着。
    奥にチョロット雲上の滝が見えている。
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    渓流靴は2足とも、接着部が剥がれ、こんな有様。
    持って帰って修理予定。
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    さあ、下ったガレ小沢を登り返そう!
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    夢中で登って行く。
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    下て来た時、こんなとこあったかな?
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    そのうち、滑りやっすい急斜面なる。
    こりゃルート間違いだ、ガレ沢を登り過ぎている。
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    妻はヘイチャラ、ドンドン登って行く。
    オ〜イ、そっちは無理だ。
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    ロープを出し妻を誘導、雑木側にエスケイプする。
    モウ、ここから下へ引き返すのは超危険、上に出て藪漕ぎし正規のルートに戻ろう。
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    フリークライミング、ロープを出して妻を誘導する。
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    藪漕ぎトラバースして正規ルートに戻る。
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    戻ったら雨が降り始める。
    小雨だが、時おり強く降る、踏んだり蹴ったりだ。
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    ビショビショになりながら、尾根乗越を越える。
    そしてストレートの急斜面を下る。
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    小沢に出て一安心。
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    テープゲートに戻って来る、終わった!
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    大場谷地を戻る。
    ここはジャブジャブ通過する。
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    焼山を前方に戻る。
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    無事、帰ってくることが出来た。

    今日が、今回の東北遠征の最終日、茶釜の滝を見て帰る予定。
    泊まった八幡平アスピーテライン西口Pから、大場谷地にやって来る。
    大場谷地には、20台ほど車が止められる駐車場がある。
    東屋はあるが、トイレは無い。

    大場谷地を抜け、尾根を北に一つ乗りこし、緩やかに下って行く。
    道は多少、藪もあるが明瞭だ。
    夜明島川入渓地点に下る直前は、ガレ小沢の下り、ザラザラ、浮石だらけで要注意。

    茶釜の滝の取付きハシゴまで、沢に入らず行くのは難しいのでは?
    入渓地点で、持参した沢靴に履き替え、登山靴はデポする。
    晴れが続き、下る夜明島川は水量が少なく、難なく歩ける。
    5日目、最終日にしたのは正解だったようだ。

    荷物を全て川原に置き、ハシゴに取付く。
    三つのハシゴを登ると茶釜の滝が現れる。
    痩せ尾根上の通路が滝見地、狭いのですれ違いに注意。

    落差101mの単純直滝だが、幅が有り、スケールを感じさせてくれる。
    岩壁の紅葉も進んで、滝の存在感をあげている。
    この滝も日本百名滝として合格!

    帰りにハプニングが起こる。
    入渓地点からガレ小沢を登り返し、ロープ場の所で右の尾根に上がらないといけない。
    しかし、それをスッカリ忘れ、ガレ小沢を直登、持参のロープを使うハメに。
    予想外の出来事、事なきを得たが、危なかった。
    常に用心、確認、漫然と歩いてはいけない。

    危機を脱した直後から、雨になる。
    私は持ってきたが、妻はカッパを持ってこなかった。
    チョット、気が緩んでいるね。
    今日は大丈夫だが、これから寒くなる、"濡れてまいろう”、ではいかなくなる。

    観光客が来るが、お構いなく駐車場で着替える。
    近くの玉川温泉で入りたいが、日帰りは15:00まで、今は14:30でダメ。
    乳頭温泉、後生掛温泉なども同様だ。
    雫石の”道の駅あねっこ”の、橋場温泉 ”新はしばの湯”で入浴する。
    入浴料は520円と安い。

    今日は日曜日、紅葉の時期、那須塩原辺りから先の渋滞が心配だ。
    走るルートの渋滞情報を確認すると、そんなに混んでいない。
    このまま走っても、関東を楽に抜けれそうだ。

    道の駅を17:30に出発し盛岡へ。
    盛岡ICから東北自動車に入り、那須塩原SAで給油する。
    そして、一気に浜松西IC(盛岡ICから790Km)まで走る。
    自宅着は03:30、雫石から約10時間かかっての帰宅であった。