静岡の百山・遠州の140山

秋葉山 885m(724.1m)


     秋葉山周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     
     

  • 登山日        2015年7月22日

  • メンバー       Y氏、私の2名

  • 移動行程

      舞阪駅→浜松駅→西鹿島駅⇒秋葉神社バス停 〜 西川バス停→西鹿島駅→浜松駅→舞阪駅

  • 登山行程

      2:30  下社(9:10)→九里橋→もみじ茶屋跡→子安地蔵尊→秋葉寺(三角点)→(11:40)上社

      2:50  上社(11:50)→駐車場→白尾稲荷→休息所→廃屋(昼食)→(14:40)秋葉ダム赤橋

           {→(15:00)やすらぎの湯(16:00)→秋葉ダム赤橋→(16:35)西川バス停(16:46発)}

  • 詳細

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    神社バス停から下社へ ⇒
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    下社にお参り ⇒
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    下島バス停(転回所&P) ⇒
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    表参道は右だ ⇒
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    表参道の始まりの九里橋 ⇒
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    コンクリートの急坂 ⇒
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    休息所前で直角左折 ⇒
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    秋葉寺総本山タテ看板 ⇒
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    所々に神社道標石柱がある ⇒
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    海抜表示も100m毎ある ⇒
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    海抜318mもみじ茶屋跡 ⇒
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    小豆坂を登る ⇒
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    常夜橙もアチコチにある ⇒
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    飲水可?湧水穴と水溜まり ⇒
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    本格的な雨となる ⇒
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    廃?小屋が右手に2軒 ⇒
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    その先に四の鳥居跡がある ⇒
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    子安地蔵尊 ⇒
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    秋葉寺山門前を左に入る ⇒
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    三角点にて ⇒
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    秋葉寺三尺坊大権現 ⇒
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    由緒ある東の随神門を潜ると ⇒
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    秋葉神社に着く ⇒
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    西の随神門から上社Pへ ⇒
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    鳥居の先の上社Pはガスで? ⇒
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    S林道を南へ150m、歩道へ ⇒
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    S林道を何回か横切る ⇒
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    白尾稲荷大明神に寄る ⇒
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    休息所を通過 ⇒
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    ダートの林道を横切る ⇒
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    ダート林道に出て集落へ ⇒
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    廃民家の軒先で昼食 ⇒
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    今日はコレ ⇒
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    前方に赤吊橋が見えてくる ⇒
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    ダムからやすらぎの湯へ ⇒
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    やすらぎの湯で1時間入浴 ⇒
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    赤吊橋に戻って渡る ⇒
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    西川バス停に到着 ⇒
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    急いで全財産を乾かす ⇒

    月曜日に待望の梅雨明け宣言が出た。
    週末に連続して晴れれば3泊4日で小松原湿原・霧の塔、鍋倉山、高社山と思っていた。
    しかし週末は崩れるとの事。仲間と水曜日に近場の山を登ることにする。

    何処にしようか・・・小学生の頃に遠足で登ったっきりの秋葉山表参道を歩いてみよう。
    帰りは秋葉ダムに下り「やすらぎの湯」で汗を流し疲れを癒そう。
    火曜日になると水曜日の天気予報は曇り時々晴れから曇り時々雨に変わる。中止しようか思案する。
    降水確率30%、降水量0、降ったとしても大したことは無いだろうと決行することに。

    当日の朝の天気予報は曇り時々雨で変わらない。しかし晴れ間もある・・・大丈夫だろう。
    Y氏と遠鉄新浜松駅で合流し西鹿島へ。そして乗り換え時間3分で春野車庫行バスに乗る。
    通勤、通学時間帯でソコソコに客がいる。次第に客が減り、道の駅「いっぷく処横川」手前で貸し切りとなる。
    秋葉山に登るには下島バス停の方がいいが、秋葉神社下社に参拝の為、秋葉神社バス停(650円)で降車する。
    参拝者駐車場があり秋葉神社下社の大きな看板が立っている。

    階段を登って秋葉神社下社で参拝する。
    バス停に戻って車道を奥に進むとバス転回所と参拝者駐車場のある下島バス停を左に見る。
    その先の里坊・表参道分岐を右に入り、木工所等を見ながら進むと間もなく赤い九里橋に着く。
    この橋が表参道の始まりで、この先はコンクリート打ちされたヤヤ急こう配の道になる。
    登り始めると直ぐ、右手に「卵油のなかや」があり、此処が50丁の始まりの1丁目である。

    山頂まで3.9Km標識のある休息所で左折し進むと、秋葉寺総本山の大きな標柱がある広場に出る。
    里坊経由で此処まで車で入れるようだ(関係者のみかも?)。この先はダートの参拝道に変わる。
    海抜・丁目・距離とかの表示道標、常夜燈等が次々に現れる。

    ジグザグ道を登り始めるとポツリポツリ雨が落ち始める。もう下山してくるお一人と擦れ違う。
    もみじ茶屋跡で小休止、小豆坂を登り海抜400m、山頂まで2.8Km標識地点付近で本降りになる。
    急いで傘をさす。戻ろうか?しかし少しすると小ぶりになる。行こう!デモ少しすると雨が強くなる。
    戻ろうか?この繰り返しだが、歩けないことはないので、ともかく山頂まで行こう。

    水湧穴が幾つか見える水溜池、2軒の廃小屋、四の鳥居跡を過ぎ、柄杓の数が凄い子安地蔵尊(安産の神)に着く。
    秋葉三尺坊十二誓願の一つ「女人分娩の難除く為、安産祈願をして大願成就の暁に底を抜いた杓を奉納する」。
    火災難除けだけかと思っていたが、安産、病苦、生業、心願とか十二誓願あるとはスゴイ!
    何でも祈願出来ちゃう。デモ実現は・・・モチろん本人の努力次第、結果は全て自己に帰します。

    緩やかに登って行き三尺坊の山門前に出る。踏み跡をたどって三等三角点を往復する。
    そして火防秋葉三尺坊大権現にお参りする。どうか雨が止んでくれますように・・・
    ところがギッチョンチョン、願いは届かず雨は止むどころか更に酷くなり始める。賽銭返せ!
    大権現様曰く。いただいたお賽銭はいかなる理由があっても返却いたしません。神様丸儲け。

    もう一踏ん張りで山頂の神社だ。神様をあてにせずガンバロー!
    山頂近くなると雨混じりのガスが周囲を包んでいる。由緒ある西の随神門を潜ると待望の山頂神社に着く。
    工事関係者以外は誰も居ない。早速お参りし祈願すると雨がまた酷くなる。賽銭あげたのに。
    さい銭箱の前で暫し雨宿りする。Y氏は無銭祈願者、神の沙汰も金次第、キット・・・
    おー神様、Y氏の無銭祈願の罪を私に免じてお許し下さい。

    山頂から予定通り秋葉ダムに下るか?バスの便がヤヤいい下社に戻るか?ココは思案のしどころ。
    雨ごときで逃げてはアカン!予定通り秋葉ダムに下ろう!
    由緒のない西の随神門を潜り、階段参拝道を歩き工事中の参拝者駐車場に出る。
    今は12時ちょうど、お昼にしたいが雨宿りする所がない。立って食べるのもナンダし先に進もう。

    東海自然歩道だから東屋があるかもと期待する。何回か天竜スーパー林道を横切る。
    途中にある白尾稲荷大明神にも参拝する。更に下るとテーブル・イスのある休息所に着く。
    でも雨で昼食の店を広げられるような状況ではない。もう昼食抜きで秋葉ダムまで下ってしまおう。
    ヒョットすると西川バス停13:43に乗れるかもしれない。
    そうならバス車内で昼食、遠鉄助信駅近くの新装開店したばかりの「しおりの湯」で入浴だ。

    此処から先はダートの林道を何回か横切り戸倉谷集落の民家に出る。そして狭い舗装路をテクテク歩く。
    西川バス停まで意外と距離があり、気は焦れど進まず。13:43に間に合わないかな。
    左に下る階段がある・・・竜山大橋に下り、国152に出て・・・階段の途中でY氏が滑ってひっころぶ。
    幸い腕の擦り傷だけで済む。チョット大分ひどいが。下っていくと民家があり終点。アリャー!?
    駄目だモウ間に合わない。次の16:46に乗るしかない、もうユックリ歩こう。

    戻って少し行くと廃民家がある。雨が避けられる縁側がある。此処で昼食にしよう。
    プレミアムモルツ&梅酒、牛肉コロッケ、子アジのから揚げ、自家製トマト、キュウリで乾杯!
    40分ほど居候して雨の降り続く中を「やすらぎの湯」へ向かう。
    赤吊橋に出てダムに登り返す・・・ナンカ無だ歩きがあり損したみたい。(地図参照)

    浜松市民は200円(市外者はナント820円)の「やすらぎの湯」で1時間ほど入浴し時間調整する。
    そしてバス停へ・・・やすらぎの湯の階段で今度は私がスッテンコロリ、手と腰をシコタマ打ってしまう。
    参ったネ、骨折、深いキズは無いみたい。(後日、打った腰が痛くなり貼り薬で療養する。)
    やすらぎの湯から西川バス停までは35分程かかる。チョット長湯し過ぎたかな、急げ!

    赤吊橋を渡った所で集落の方に、西川バス停までの道順をお聞きすると最短ルートを教えてくれる。
    最後の極僅かな登り階段がキツイ。Y氏が強烈に足を攣ってしまいバス停まで時間がかかる。
    たどり着いた待合所でバス運賃を払うためザックから財布を取り出すと・・・ナント水浸し。
    しかもお札がサイフで染色されている。コノママでは両替不能だ。急いで水をふき取る。
    Y氏の乾燥札と交換してもらい当座をしのぐ。次の電車の為にバスの中で手で温めて水分を飛ばす。

  • 一言

    雨中参拝アクシデント付きの苦行ハイクであった。