遠州・三河:弓張山地の山

多利野山 396m →  狩宿山 474.1m → 黒松峠〜陣座峠


     黄柳野周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日        2014年4月2日

  • 移動行程

     自宅→県49→気賀→奥山→陣座峠→[黄柳野P]→陣座峠→奥山→気賀→佐鳴台→極楽湯→自宅

  • 登山行程

     1:40 黄柳野P(10:00)→シャカシャカの森→多利野山ノ神1→(10:50)多利野山(10:55)→狩宿林道広場→(11:40)狩宿山

     2:30 狩宿山(12:00)→黒松峠→狩宿林道〜広場(13:00)→送電鉄塔→砕石場西→(14:00)陣座峠→(14:30)黄柳野P

  • 詳細

    写真
    シャカシャカの森入口 ⇒
    写真
    右岸を登る ⇒
    写真
    左岸へ ⇒
    写真
    大岩を通過 ⇒
    写真
    源流部で右岸へ ⇒
    写真
    シャカシャカの森広場前通過 ⇒
    写真
    尾根北斜面を行く ⇒
    写真
    多利野分岐1を真っ直ぐ ⇒
    写真
    分岐2付近はヤブ ⇒
    写真
    多利野配水池 ⇒
    写真
    山ノ神1を通過し尾根へ ⇒
    写真
    フタリにビックリのシマヘビ ⇒
    写真
    剪定枝を踏んで尾根を行く ⇒
    写真
    枯木枯枝が散乱 ⇒
    写真
    多利野山に到着 ⇒
    写真
    山頂の山ノ神2 ⇒
    写真
    弓張山地縦走路に向かう ⇒
    写真
    ヤブ途中からの雁峰連山 ⇒
    写真
    縦走路に出ると快適だ ⇒
    写真
    狩宿林道終点広場カラ尾根ヘ ⇒
    写真
    良く整備された尾根道 ⇒
    写真
    アップダウンしながら登る ⇒
    写真
    次第に笹が出始める ⇒
    写真
    山ノ神3 ⇒
    写真
    アセビが咲いている ⇒
    写真
    狩宿山にて ⇒
    写真
    山ツツジも咲いている ⇒
    写真
    黒松峠に下り右折 ⇒
    写真
    林道を横切る ⇒
    写真
    ヒイラギが群生 ⇒
    写真
    作業道に出る ⇒
    写真
    作業道(右)から狩宿林道へ ⇒
    写真
    林道でワラビをget ⇒
    写真
    林道からの富幕山 ⇒
    写真
    林道終点広場に戻る ⇒
    写真
    今度は縦走路を南下 ⇒
    写真
    送電鉄塔NO.55に出る ⇒
    写真
    観音山・竜ヶ石山 ⇒
    写真
    採石場北、有刺鉄線に沿って ⇒
    写真
    西側はトラロープ沿いを ⇒
    写真
    陣座峠に出る ⇒
    写真
    県道392を歩いて駐車地へ ⇒
    写真
    ヒイラギ ⇒
    写真
    ミヤマシキミ ⇒
    写真
    ハルリンドウ ⇒

    今回は弓張山地(鳶ノ巣山〜湖西連峰)の中間、富幕山の北の尾根、陣座峠〜黒松峠間を歩いてみることにする。
    細江公園、奥山の満開の桜を見学した後、奥山林道を走って陣座峠に出て黄柳野に下る。
    県81とぶち当たる手前に愛知万博記念の森「シャカシャカの森」陣座もりづくりの会の看板が立っている。
    50m北側にある10台ほど駐車可能なスペースに車を止める。川側には3棟の建物がある会社が、堆肥工場かな?
    このニオイなのか、付近で使う化成などの肥料なのか、プンプン臭う。素敵な素敵な臭い匂い。

    沢の右岸沿いにつけられた道を少し登ると沢が狭まり左岸へ。その先で巨岩が現れる。
    横を通過するとその上は沢の源流部になり、沢が二俣に別れる。
    道なりに左に登って行くとベンチのある尾根分岐に出る。左に入ると「シャカシャカ森の広場」である。

    ここを右、尾根をたどるつもりが分岐@を過ぎてしまい、明瞭な尾根を巻く道に入ってしまう。
    戻ってもいいが多利野集落まで行って、国土地理院の破線路で尾根に出ることにする。
    分岐Aの先はシダの被さる道、その先の分岐Bはヤブ・・・アリャリャ、でも民家が先に見えてる。
    尾根に向かって黄色のテープがあり、これをたどり藪を少し漕ぐと立派な道が現れる。

    尾根に近づくと林道が来ていて施設が、「鳳来町南部簡易水道:多利野配水池」の表札が掛けられている。
    池ではなく貯水タンクだ。真っ直ぐ尾根に向かう石段がある。ここを登ると中腹に山ノ神1がある。
    横をすり抜け藪を漕ぎ尾根Cに出るとムッ?動くものが・・・シマヘビである。もう冬眠から目覚めたようだ。

    尾根は部分的に藪っぽいが歩きやすい。領地争い?アチコチに個人名が表記された境界杭を幾つも見かける。
    多少アップダウンして登ると、山ノ神2のある396m小広いピーク、多利野山に着く。展望は全くない。
    周辺をウロウロしてみたが我々が来たルート以外に此処に来る踏み跡はないようである。

    さて陣座峠〜黒松峠の弓張山地縦走路に出ないといけないが踏み跡はない。
    尾根通しに行くのがもっともイイと判断、進むとギタギタの超ヤブに捕まる。コリャー凄い!
    妻は超弱気・・・しからば、私が飛び込むが顔に木のムチが、アンヨは茨に、ここでヘコタレテハ。
    もう必死、藪と押し問答することタッタ、サレド20m、出た!縦走路Dに。なんか素晴しくいい道だね。
    ルートファインティングを間違った?・・・帰りに容易なルートを確認しよう。

    ここからはルンルン、林道狩宿線終点広場に出て尾根をたどる。
    狩宿山マデ明確なアップダウンは二つであるが、急斜面も展望もない、あるのは距離だけである。
    狩宿山近くに来ると笹がではじめる。このピークをまく様に道がついている。

    山ツツジ、アセビを見ながら山ノ神3を通過すると、474.1m三等三角点の設置された狩宿山に着く。
    展望はなく浜松近辺ではおなじみ、ステンレス板に刻印された山頂標識が掛けられている。
    ここで昼食、暑くなって来たので今日は煮込みラーメン、ウドンはパス、サンドイッチでだ。

    東から林道がきている黒松峠の十字路に下り右折する。不明瞭な所もあるが適当に下って林道を横切る。
    黄色い花を咲かせたヒイラギ(白花のハズだが)がアチコチにある道を更に下っていく。
    するとヒイラギの大群生地があり、過ぎると富幕山方面が望める作業道に出る。黒松峠の道標がある。

    チョット下って林道狩宿線に入る。分岐の入口には林道狩宿線始点の道標がある。
    ワラビ狩り、富幕山方面の展望、森林浴を楽しみながら林道終点広場に戻る。
    そして陣座峠方面に南下する。この時、多利野山への簡単なルートの分岐Dを探すが倒木、ヤブで・・・

    スイスイ南下、展望のある送電鉄塔NO.55に着く。ここから黄柳野に下山すれば早いが・・・陣座峠までガンバロウ!
    アップダウンし採石場の上に来ると朽ちかけた有刺鉄線が張られた所Eに突き当たる。
    有刺鉄線を潜って土手を登り採石場を覗こうとしたがヤブで見えなかった。

    右回りに進むと???赤テープは尾根を西方向に、尾根通しの南方向は踏み跡はないが歩けないことはない。
    ドチラを行こうか?無難な赤テープ方向に下って行くと、やがて南方向に変わる。
    ソウカ巻き道になっているんだ。尾根通しに南方向に行った場合はどうなるんであろうか?採石場に墜落?

    そしてトラロープの際を下るようになり、陣座峠近くなると急坂、コリャ大変だ。
    トラロープから離れ遠回りに下ってもいいが・・・そのまま下り傾斜の緩い所に出る。
    続くトラロープ沿いはヤブが濃いので、県392沿いの踏み跡をたどり陣座峠に出る。
    ここから駐車地までは下りの2.2Km、30分程で駐車地に戻る。極楽湯佐鳴台で2.5時間程リハビリし帰宅する。

  • 一言

    陣座峠〜黒松峠間の縦走路は整備されいいハイキングコースだ。でも入山、下山でルートどりを間違えると・・・