遠州の140山

楞厳地山(リョウゴンジサン) 220.9m


     大渕・土方周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日      2010年3月22日

  • 移動行程

      自宅→国1→国150→大須賀→県69→県249→林道→[送電鉄塔:南尾根ルート]→下土方→上土方嶺向→林道
      →「東大谷配水池:北尾根ルート]→東大谷池→県249→県251→小笠山→法多山→磐田GHT→国1→自宅

  • 登山行程

     [南尾根ルート]

      0:50  送電鉄塔(11:00)→林道終点→城跡分岐→(11:20)楞厳地山(11:30)→城跡分岐→林道終点→(11:50)鉄塔

     [北尾根ルート]

      0:40  東大谷配水池(12:30)→上の林道終点→(12:50)楞厳地山(12:55)→上の林道終点→(13:10)東大谷配水池

  • 詳細

    春のお彼岸の日、天気は良さそうなので用事を済ませから簡単な山を登ろうと計画する。
    以前、梅の花が咲く頃、東尾根の高天神城跡から登っている。
    確か山頂から南北に踏み跡があった筈なので、今回は南尾根と北尾根から登ることにする。

    浜松方面から国道150号を東進し浅羽、大須賀の町を経て県249を北上する。
    東大谷で右折し大東町下土方方面に出る林道に入る。この林道は下土方まで全線舗装である。
    しかし狭く枯れ枝が何箇所か道路にかかっておりボディーを擦ってしまう。
    もう15万kmに近く、オンボロなので気にしない、気にしない・・・とは言うものの・・・

     [南尾根ルート]

    写真
    車を止め右の林道を進む ⇒
    写真
    林道のアチコチに咲く春スミレ ⇒
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    林道カーブにあるアンテナ ⇒
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    林道終点の配水施設 ⇒
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    目ガクラム?右が崖の尾根道 ⇒
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    途中小ピークからの山頂 ⇒
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    美しい潅木帯 ⇒
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    楞厳地山にて ⇒
    写真
    駐車地点に帰着 ⇒

    写真 尾根を越える峠付近から登れないか確認する。
    登れないことはないが踏み跡は全くない。一寸遠いのも気になる。
    地図ではクネクネ下った林道カーブから西へ尾根に向って林道がある。
    先ずここに行ってみようと下って行く。

    すると途中に左に入る舗装の道がある。
    ひょっとして尾根上、且つ山頂に近い所まで行けるのでは?
    入って行くとあたりは茶畑となっている。
    山菜盗り?の車をどけてもらい奥に行く。
    するとコンクリート打ちされた舗装路は二分する。
    この分岐に送電鉄塔があり車が1台止められる。
    よし此処から登ろう!どちらの道を行こうか?
    どちらも尾根に向っている。山頂に近い右にしよう!

    春スミレ咲く道を上がってゆくと大きくカーブする。左側に伐採地があり地デジ?アンテナが設置されている。
    更に奥に行くと藪に囲まれたコンクリート製の配水槽がある林道終点となる。この左の踏み跡に入る。
    あとは右側がガケの尾根道をつまずかないように注意して北へ尾根上を辿って行く。

    高天神城跡からの道と合流、ここから北西に少し進むと小広場の山頂に着く。
    高天神城跡から登って来られた磐田の70才の方が先着されていた。
    山頂は樹木で展望は全く無い。立派な一等三角点とコンクリート製菱形基線測点が設置されている。
    古い大きな山頂標識には楞厳地山、三角点前の小さな標識には高天神山となっている。どちらが正しい?
    国土地理院の地図では城跡の132mが高天神山となっているので多分・・・来た道を戻る。

    尚、最初登ろうとしたクネクネ林道カーブから西へ向う林道は廃道で終点はガケ?で無理だと思われる。

     [北尾根ルート]

    写真
    駐車にいい東大谷配水池 ⇒
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    左の尾根に取付く ⇒
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    シロヤブケマン ⇒
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    三つ連続する廃林道終点 ⇒
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    踏み跡薄い尾根を登る ⇒
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    右が崖の尾根道 ⇒
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    上の林道終点に出る ⇒
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    踏み跡明瞭な尾根になる ⇒
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    再び山頂に立つ ⇒

    高天神城への入口がある下土方、上土方嶺向経由で県249、東大谷池に向う。
    狭い林道を上がって行くと峠を抜けるトンネルがある。此処からひょっとして上がれるかも?もう少し先は?
    下っていくと左に入る林道が幾つか確認できる。この山は奥に行くとガケが多い?確実に尾根を辿る方が・・・
    トンネルと大谷池の中間地点に踏み跡?を見つける。地形図から判断して北西尾根末端だろう、よし此処からだ!
    この直ぐ先の東大谷配水池の駐車スペースに車を止める。

    尾根に取り付くと直ぐに三つ連続して右から来る廃道の林道終点が現れる。
    シダ、低木の枝が被さる踏み跡薄い、西側が一部ガケとなった尾根を赤テープをつけながら登る。
    暫くすると再び林道終点に出る。国土地理院の地図にある尾根東側の谷からの道?
    この林道を数十メートル行くと右に明確な尾根道が現れるのでここを入る。

    山頂近くで西尾根と合流する。こちらにも踏み跡があるような、ないような・・・此処から東へ進むと山頂に着く。
    西尾根、西に派生する枝尾根に入らないように赤テープを確認しながら来た道を戻る。

    昼食は未だだったので、旧国1の磐田トンヤンに寄り名物の「極太豚ラーメン」を食べる。ボリュームがあり美味い。
    そして割引券(1500円→500円)があるので、近くの磐田グランドホテルの「高天神の湯」に寄る。
    薬湯1つとサウナのみ、入浴のみが目的だったら高い!割引券があったからよかったが・・・それでも損した気分。
    他の皆さんはグルメな食事、休息とセットで遊びに来てるみたいである。大金持ちはいいな〜
    安いラーメンばかりすする小金持ちは寂しい〜

  • 一言

    超低山、でも一等三角点の肩書きがあり、尾根から覗くと身震いするような一級のガケを持つ面白い山である。