静岡の百山

前黒法師岳 1943.2m


     前黒法師岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日          2009年10月31日

  • 移動行程

     2009-10-30    移動

      自宅→極楽湯佐鳴台店→佐鳴湖→浜松西IC→相良牧之原IC→川根本町→[寸又峡P]泊

     2009-10-31    前黒法師岳

      寸又峡P→川根本町→相良牧之原IC→浜松IC→極楽湯佐鳴台店→自宅

  • 登山行程

      4:20  寸又峡P(6:00)→飛龍橋→登山口→栗の木の段→イワカガミ群落→白ガレの頭→(10:20)前黒法師岳

      3:10  前黒法師岳(10:50)→白ガレの頭→イワカガミ群落→栗の木の段→登山口→飛龍橋→(14:00)寸又峡P

  • 詳細

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    寸又峡温泉のゲート ⇒
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    天子のトンネル ⇒
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    遊歩道からの前黒法師岳 ⇒
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    遊歩道からの夢の吊橋 ⇒
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    飛龍橋を行く ⇒
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    林道分岐を左へ ⇒
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    前黒法師岳登山口 ⇒
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    急な尾根を登る ⇒
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    湯山集落跡を通過 ⇒
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    湯山林道に出る ⇒
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    朝日岳の威容 ⇒
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    七ッ峰を遠望 ⇒
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    鹿避け電気柵ある尾根 ⇒
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    朝日岳以北の山々 ⇒
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    栗の木の段 ⇒
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    イワカガミの群落地を行く ⇒
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    白ガレの頭に到着 ⇒
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    白ガレの頭から沢口山〜 ⇒
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    展望地からの南ア ⇒
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    前黒法師岳にて ⇒
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    山頂から板取〜蕎麦粒山 ⇒

    前黒法師岳は黒法師岳を挟んで東西、水窪側と寸又峡側の二つある。寸又峡側が静岡の百山である。
    県77接阻峡分岐から狭い山道を走り前日夜、寸又峡温泉の紅葉祭りで無料のP(通常は500円)に入り宿泊する。
    広い駐車場に登山者とおぼしき車が3台ほど泊まっていた。

    翌日未だ暗い5時過ぎから車のドアの開閉が始まり、5時45分頃に2組が出発、我々は6時ちょうどに出発する。
    紅葉が始まった遊歩道で「夢の吊橋」見物の岐阜の方が声を掛けて来る。「前黒法師岳ってどんな山?有名?」
    天子のトンネル、夢の吊橋分岐を過ぎ、飛龍橋を渡ると分岐となる。前黒法師岳へは左の湯山林道である。
    しかし200m先、落石で落橋があり「前黒法師岳へは通行できない」と貼紙があるが・・・そのまま林道を行く。
    でも立派な真新しい橋が出来ており問題なく通行できる。
    尚、帰って川根本町役場HPを見ると終了しましたとある。つまり貼紙を外してないだけのこと。怠慢だね!

    飛龍橋から10分弱で登山口に着く。先行していた昔青年1名、昔乙女2名の約3人が休息中。
    我々が先に登り始める。倒木、枝打ちされた木が転がっている急な尾根の腹をジグザグに登って行く。
    尾根に出て暫く登ると、石積みが階段状に残されている湯山集落跡に着く。上と下の2段となっている。
    湯山集落跡を過ぎ、尾根の左を巻くように進むと、飛龍橋からくる湯山林道に出る。

    ここからは先は北面が伐採され、鹿避けの電気柵跡が残っている展望のいい尾根を登る。
    朝日岳から大根沢山、光岳、池口岳に続く山並みを所々で見ることが出来る。
    栗の木の段はピークではなく、樹木で展望のない緩やかな斜面で、三等三角点が設置されている。

    暫く緩斜面を登ると急登になり、登り切るとイワカガミの群生地に着く。
    その先で白ガレの頭に出る。文字通り南面がガレており沢口山から蕎麦粒山の稜線を望むことが出来る。
    多少アップダウン、最後の登りとなる所に南アルプス深南部が一部見える展望地がある。なかなか!

    展望地から最後の急斜面を登り、肩から奥に進むと三等三角点の設置された山頂に着く。
    南面に狭い展望があり、板取山を真正面に蕎麦粒山の稜線を見ることが出来る。
    下山時刻なって、登山口で追い越した3人組が到着する。入れ替わりに来た道を下山する。

    飛龍橋から寸又峡温泉街まで観光客1000人?大変な賑わい。我々は場違いのようで、好奇の目で見られる。
    気のせいかな? ゲート前は大渋滞、道が狭く戻る車と来る車で身動きできない。
    車道に溢れた観光客・・・地元の方、こんなとこまで車を入れてはいかん!車を縫って駐車場に戻る。

    道が極端に狭いので帰りの渋滞が心配。寸又峡温泉での入浴はパス、早く寸又峡を出よう!ところが・・・
    接阻峡分岐に出るまでが大変。土日は時間で3区間、片側交互通行。更に千頭の先でもあり1時間近くロス。
    パーク&ライド、シャトルバスを運行してはどうでしょうか?
    川根温泉もパス、駿河徳山から先、相良牧之原IC〜浜松ICと順調に走り、極楽湯佐鳴台店で入浴し帰宅する。

  • 一言

    派手さはないがシッカリ登ったと感じさせてくれる、展望が所々にある良い山であった。
    それにしても寸又峡温泉の混雑は凄かった。